藤沢片瀬海岸の住宅

敷地は鵠沼海岸まで徒歩数分、海沿いの雰囲気が漂い旧別荘地の風情も残る住宅地。
イメージされている家が建つのか、建築するにあたりマイナスな面はあるかなど、土地の購入前よりご相談頂き、設計、建築の目線よりアドバイスさせて頂いたのが家づくりの始まりでした。

外装は青空に映える真っ白な塗り壁をベースに、一部板貼りで構成。木の温もりが出過ぎないように黒く塗装を施した板貼りは、アクセントとして全体が引き締める。
玄関を開けると、スチールのスリット階段が迎え、奥には大型RV車が納まるビルトインガレージ。
ポーチから続く床のタイルは廊下の奥まで続き、シンボルツリーのある坪庭も含め一体感のある空間に。
スリット階段を上ると、右手にはリビング、左手にはデスクコーナー、正面にはダイニングキッチンと大きいバルコニーが続き、階段を中心に繋りのある開放的な空間が広がる。
リビングの勾配天井にはオークの無垢材を施し、間接照明が照らす。
モールテックスで施したデスクコーナーは、床の高さを変え、他とは異なる高さからの視点で構成。
DKの床は同種類のタイルで仕上げ、空間の繋がりをより感じる。
バーベキューやバルコニーランチの為に、キッチンの正面にはバルコニーを配置。

お施主様の楽しそうなライフスタイルが目に浮かぶ、素敵な家づくりになりました。