横浜三ツ沢の住宅

敷地は横浜の高台に位置し、高台ならではの眺望と、春には桜並木を望む閑静な住宅地。
道路よりも下がった宅地の為、玄関は2階に設定し、駐車スペースは鉄骨架台にて製作。
玄関を開けると、正面のFIXサッシを通して、抜けた眺望と陽光を取り入れ、隣接する階段スペースとはスチール手摺にて解放感が続く。
1階に配置したリビングダイニングの空間に、いかに陽光を取り入れるかに注力しました。
階段室はスリット階段とし、北側面からは上下の大きな開口部から柔らかい光が一年中入るように。
リビングとダイニングの間には上部が抜けた坪庭を設け、上から落ちてきた光がリビングダイニングに溢れるように構成しました。
坪庭に面した廊下スペースはスタディコーナーとし、坪庭の解放感をどの面からも余すことなく利用することとしました。
リビング空間は、スキップフロアで床を下げ、天井高を3m近く確保し、外部に向かってウッドデッキが続いていく繋がりを持たせることで
更なる広がりを演出しました。