三浦市初声の住宅

三浦市初声の住宅

所在地:神奈川県三浦市初声町
設計:

R style

用途:個人住宅
構造:木造
規模:地上2階建
敷地面積:418.31m²(126.53坪)
延床面積:149.27m²(46.15坪)
撮影:

松田 哲也 PHOTO-WORKS

敷地は三浦半島の南西部に位置する三浦市初声町の開かれた少し高台。
周囲は緑が多く、田畑や山を臨む開かれた眺望があり、天気の良い日は富士山も臨める。
土地の購入前からご相談を頂き、この土地に建てるにあたって必要な費用、ご希望のプランが入ることをご納得頂いてから購入頂き、家づくりが始まりました。
大型SUVの外車を置くビルトインガレージと隣接するワークスペースが必須と、デザイン関係のお仕事をされているご主人の拘りと、鉢植えが趣味の奥様のプランタースペース、楽しい家づくりが想像できるスタートでした。

外装はシンプルに白を基調として、木製ガレージドアと玄関軒裏の板貼りで少し暖かみを。
ポーチは少し浮かせたようなデザインで、玄関ホールと共にモルタル仕上げで無機質な雰囲気も。

中に入るとゆとりのある昼さの玄関ホールとスチール階段とサッシのブラックをアクセントに。
北側に位置する玄関も、大型FIXサッシを連続で設置することにより、柔らかい陽光がふんだんに入る明るい空間になりました。
階段を上がると、奥様のプランタースーペースが広がる。
一段上がった床はモールテックスで仕上げ、窓の内側からスチールで製作した格子を付け、ご主人拘りのトグルスイッチを設置した空間はちょっとしたショップの様な空間に。
プランターを吊り下げる為ののスチールバーはご主人が製作図を書き、ご友人が製作したもの。
天井高を3mに設定したLDKは、バルコニーにつながる大開口の窓、借景を臨む窓も多く設置し、明るく心地良い、開放感のある空間に。
空間のアクセントには石目調のキッチンと脇の壁のヘリンボーン貼りのタイル、玄関で仕様した木貼りを天井に施し、バランスよくまとまりました。
開かれた開放感のある洗面室は、大判のタイルを床に施し、留めに拘った集成材大きなカウンターがポイントに。
空を臨む大きな窓を設置したトイレなど、各所に拘りが散りばめてあります。

拘った箇所はご主人自ら、展開図やCGを作成し、とても内容の濃い、素敵な家づくりになりました。